録音したものをモニターするためのスピーカーをサウンドハウスで購入した。
これまでJBLのPCモニタースピーカーYS-8を使っていた。
結構気に入っているものの、モニタースピーカーとしての評価は高くない、というよりプロからはモニタースピーカーとして認められていないようだ。
私が作ろうとしている作品は音楽とナレーションがメインだ。
なので音楽を制作する人たちが要求するような、音の定位やバランスがきちんと把握できるモニタースピーカーでなくてはならないというわけではない。
もちろんナレーションとBGMのバランスがとれているか、適正なレベルで録音されているかなどを確認する必要はある。
そんなわけでJBLのスピーカーで済まそうと思っていた。
音の入り口のマイクロフォンはプロの使用に耐えるマイクを使って録音している。となると音の出口のスピーカーもプロ仕様のものでモニターするほうが良いのではないかと思い始めた。
そこでインターネットやYouTubeでモニタースピーカーについて調べたところ、入門機としてそこそこ評判が良いYAMAHA MSP3Aを買うことにしAmazonで発注したのだがトラブル発生。
2台ペアで注文したのに1台しか届かないというアクシデントが2度につづけて起こった。
これはモニタースピーカーを買ってはいけないというサインではないかと思い、買うのをあきらめようとした。
しかし、モニタースピーカーが持つ定位や解像度とはどんなものか確かめたいという気持ちが抑えきれず、やはり購入することにした。
購入したのはYAMAHA MSP5 STUDIO。 最初に買おうとしていたMSP3Aの上位モデルのモニタースピーカーで評価が高い。
サウンドハウスで2本税込み48,000円とAmazonよりも3,700円も安く手に入れることができた。
きょう午前中に届いたのでさっそく設置して聴いている。
エージングは済んでいないが、「なるほどこれがモニタースピーカーの音か」と納得できた。
楽器の位置が手に取るようにわかる。奥行だけでなく上下にも音の広がりもあって、目の前のスピーカーが鳴っているとは思えないほどだ。
迷った末に買った甲斐があった。良い買い物をした。