SSL2+M2を購入

先日Adam Audio のモニタースピーカーD3Vを購入した。
このスピーカーをYAMAHA MW10(USBでパソコン接続)を通して聴いているのだが、ちょっとした問題があることが分かった。
MWは2007年に発売されたモデルで、当時は最新の技術で作られたインターフェースオーディオミキサーだった。
入出力も16bit、44.1kHzに対応していて、CDの規格と同じだから高水準のものを備えていた。

それから18年たったいま、ストリーミング配信でもハイレゾが主流になってきている。Amazon music Unlimitedのハイレゾ音源Ultra HDは24bit、192kHzで配信されている。

せっかくモニタースピーカーを最新のものにしたのに、オーディオインタフェースがCD規格でしか再生できないとなると本来の高音質で聴けない。非常にもったいない。

ということでインターフェースを買い替えることにした。
あれこれ調べて値段も手軽で音質的にも良い評価のSSL2+M2を購入。
SSLはイギリスのメーカーで、レコーディングスタジオで使われているミキシングコンソールでは世界的に有名らしい。DTM用の製品であってもマイクプリを含め音について妥協はないだろう。
今回購入する決め手となったのは、ヘッドフォン端子が2つあって、それぞれにボリュームコントロールがついていることだ。
最近、いくつかのヘッドフォンを聴き比べているのだが、いちいちヘッドフォンを繋ぎなおして聴くのは面倒だし、繋ぎ直している間に音の違いが分らなくなってしまう。さらにヘッドフォンのインピーダンスが違うと音の大きさも変わって音の印象も違ってくる。ボリュームコントロールがあれば音量を揃えられるので聴き比べもより正確にできる。

今回導入したSSL2+M2は電源スイッチがないのでパソコンを立ち上げてスピーカーの電源を入れるだけで音が鳴る。

なおこのSSL2+M2は32bitにも対応しているから、今後も長く使えると期待している。

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