ヘッドフォン沼?いえいえ用途が違いますから

オーストリアン・オーディオのヘッドフォンHi-X20を買った。
これでヘッドフォンが9個になった。ちなみにイヤフォンは4個。

9個もヘッドフォンを持っている人はそう多くないだろうから「沼」に嵌まっているといわれてもしょうがない。ただうち3個は15年以上前に買ったもの。
常時使っているのは最近買った5個だけなので、自分では「まあ普通のヘッドフォンマニア」だと思っている。

常時使っている5本も使うシーンは少しずつ違う。
ノイズキャンセリングヘッドフォンのBOSE Quiet Confort25は電車や飛行機など騒音が大きいところで使っている。最近は通勤電車の中でSonyのWF-1000XM5と併用している。WF-1000XM5を装着した上でBOSEのQuiet Confort25を着けると電車内でもほとんど外部の音が聞こえなくなり音楽に集中できる。

AKGのK701はもっぱら音楽鑑賞用。SonyのMDR-MV1(開放型)とbeyer dynamic DT700PROX(密閉型)はモニターヘッドフォンとして使用。audio-technica ATH-M40xはフィールドレコーディング時のモニター用として使っている。
ただATH-M40xは側圧が強く、すっぽりと耳を蔽うことが出来ないので少し長く着けていると耳が痛くなる。そのせいか音質もやや硬く感じる。

そこで耳を完全に蔽うことが出来て耳が痛くならなそうなヘッドフォンを探していた。
そこで目に留まったのがオーストリアン・オーディオのHi-X20。
作曲家の和田貴史氏のYoutubuでかなり詳細な紹介があったので、一度使ってみたかったヘッドフォンだ。

オーストリアン・オーディオはAKGがハーマン・インターナショナルの傘下となり、生産拠点が東欧や中国に移転することになった際にAKGを退職した従業員が設立した会社だ。だから品質については問題ない。

今回購入したHi-X20はオーストリアン・オーディオのヘッドフォンのラインナップでは入門機で、価格も22,000円と手ごろ。ちょうどAmazonで19,800円に値引きされていたこともあり買うことにした。

さっそく使用してみると装着感はとても良い。音もナチュラルで高音が耳に刺さらず好みの音だ。
すこし残念なのはケーブルが長すぎ(3m)なことだ。スタジオで使うことを想定しているので3mは必要なのだろう。ただ編集作業など音響機器が手元にある場合ちょっと不便。なので純正の1.4mのケーブルをサウンドハウスで注文した。
届いたらケーブルを付け替えて音が変わるかどうか確認してみよう。

*ケーブルを替えたが音は変わらなかった。
*SONYから海外でしか販売していなかった密閉式のモニターヘッドフォンMDR-M1が国内でも9月19日から販売されるというニュースが届いた。装着感もよさそうだし気になる。やっぱり沼に嵌ったかもしれない。

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